ウイスキー:17本目
2020年7月13日
スコッチの有名なウイスキー「カティサーク」を開けました。
カティサークのラベルの帆船、カッコいいですね。
カティサークとは1869年に進水した帆船「カティサーク号」からついた名前らしいです。
この帆船は中国からイギリスに紅茶を運ぶために作った高速船らしいです。
そのカティサークですが名前の由来はスコットランド語の短い下着であるシミーズのことらしいです。
さらに帆船「カティーサーク号」の名前は、ロバート・バーンズの詩「タモ・オ・シャンター」に登場する魔女からとったものらしいです。
ロバート・バーンズはスコットランドの国民的詩人でウイスキー好きです。
カティーサークは980円と格安ウイスキーの部類に入ります。
しかし、そのほかの安ウイスキーとはやはり一味違っています。
村上春樹の小説『1Q84』『ダンス・ダンス・ダンス』『ねじまき鳥クロニクル』など数々の作品に登場したウイスキーとして話題となっているだけあります。
さっぱりしている割においしさをしっかり感じます。
飲みやすいウイスキーです。
でも、トリスやブラックニッカクリアのように味が無い訳でもなく、ストレートやロックでも十分に美味しく感じます。
ウイスキーの色はあまり茶色くなっておらず、樽の色がついていないからアルコール感が強いのかと思いきやそうでもないです。
キーモルトはスペイサイド産のモルト「グレンロセス」「マッカラン」、アイランズに含まれる「ブナハーブン」「タムドゥー」「ハイランドパーク」をキーモルトの中心にブレンドされた、やわらかい味わいです。
色々考えたい深い夜には合わないと思いますが、トリスやブラックニッカクリアよりはウイスキーを味わいながら、それでも軽めに飲みたいときに合うウイスキーだと感じました。