NO.67「タラモア デュー」@アイリッシュ・ウイスキー 40% 700ml 2160円(税抜)

アイリッシュウイスキーを代表する名ブランド。

「繊細で滑らかで快いモルティネスがある」と専門家の間でも高く評価されています。

3回蒸留によるライトでスムーズな香味。

スモーキー香はなく、原料大麦の穏やかな風味がいきているユニークなウイスキーです。

1829年、アイリッシュウイスキー史上、最初に商品化されたブレンデッドウイスキーがこ「

タラモアデュー」のようです。

蒸溜所は肥よくで穀物の豊作地だったオファリー州の中心都市タラモアの大運河、グランド・カナール沿いに建てられました。

1862年にタラモアデューの生みの親ダニエル・エドモンド・ウイリアムスが蒸溜所で働きはじめます。

タラモアデューの名前の由来についてですが「DEW」はダニエル氏の本名「Daniel Edmond Williams」の頭文字をとったもの

また「DEW」は英語で「」という意味も持つため、これと掛けてダブルミーニングで命名されたといわれています。

発売当時のタラモアデューのキャッチコピーには”Give every man his Dew”つまり「全ての男性にタラモアの露を」という一節が使われていました。

当時のタラモアデューは原料に大麦麦芽と未発芽の大麦を使用した「ポットスチルウイスキー」と呼ばれるものでした。

しかし、20世紀初頭に起こったアイルランド独立によりイギリス連邦市場への輸出禁止、そしてアメリカの禁酒法施行、世界大恐慌、スコッチ・ブレンデッド・ウイスキーの台頭などの情勢はタラモアデューだけでなくアイリッシュウイスキー市場全体を減衰させていきました。

タラモア蒸溜所は1959年に閉鎖となります。

タラモアデューは2010年にグレンフェディックのウィリアム・グラント&サンズ社によって買収され、現在に至ります。

新生タラモア蒸溜所には初溜用・再溜用・再々溜用ポットスチルが各1基ずつ(計3基)基設置されています。

これらを利用して「モルトウイスキー」「ポットスチルウイスキー」「グレーンウイスキー」の3種の原酒を全て3回蒸溜してつくり、敷地内のウェアハウスで熟成します。

使用される大麦は100%アイルランド産です。

現在、タラモアデューはジェムソンに次いでアイルランドで2番目の売り上げです。

最初のアイリッシュ・ウイスキーはこのタラモアデューになりました。

ジェムソンも購入していたのですが、なぜかこちらの方が目に付いてこちらから先に飲むことに。

飲んでみると、なるほどアイリッシュだな・・・とはなりませんでした。

3回蒸留により味が滑らかにはなっていると思いますが、すごいインパクトがあるわけではなく、セメダインのような香りがするのですが、そこまでアルコール感が強いということはありません。

結構飲みやすいです。

美味しいのですが、2千円ならこのウイスキーをというほどではない気がしました。

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