■名前
モンキー ショルダー
■英語
MONKEY SHOULDER
■産地
スコットランド
■所有者
ウィリアム・グラント&サンズ社
■歴史
スコットランドの由緒あるウィスキーメーカー「ウィリアム・グラント&サンズ社」が、2005年に発売した新発想のウィスキー「モンキー・ショルダー」。
ウィスキーメーカーが所有する3つの蒸留所で作られた、それぞれ100%大麦のシングルモルトウィスキーをブレンドしたウィスキーです。
『若い人達へのゲートウェイ（入り口）になるウィスキーを』と目指して作り上げた商品で、トリプルモルトウィスキーと呼ばれ親しまれています。
ある時イギリスの国民的ポップクイーンのサラ・ハーディング女史がクラブで飲んでいたシーンがマスコミに取り上げられ、それをきっかけに世界的にブレイクしました。
ウイリアム・グラント社が所有する、スペイサイドの3つの大人気蒸留所から選ばれた27樽のモルトを贅沢にブレンドした逸品です。
3つの蒸留所とは、グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィのことだそうです。
■キーモルト
グレンフィディック、バルヴェニー、キニンヴィ
■感想
瓶がカッコいいですね。
猿が三匹並んでいます。
「モンキーショルダー」の銘柄名は、「モルトマン」と呼ばれる職人によって、仕込み水に浸した大麦を床一杯に広げ、空気に触れさせることで発芽させる手法（フロアモルティング）で作られたウイスキーは、順調な発芽を促すために大麦を数時間おきにシャベルで攪拌させなければならず、その作業が重労働であるため、生じる肩の痛みを“モンキーショルダー”と呼ぶことに由来しています。
こういった名前の由来も知ったうえで飲むとさらに美味しく感じるから、ウイスキーは楽しいですね。
