概要と歴史
創業年:1860年、ジョン・ヘンリー・“ジャック”・ビームによる創業
禁酒法時代の存続:医療用として認可され、業界をリード
現在の所有・製造:サゼラック社に所有され、ケンタッキー・バーズタウンにあるバートン1792蒸留所で生産
🧪 製法と分類
原料:ケンタッキーの石灰帯を通過したライムストーンウォーター、トウモロコシ主体のマッシュビル
樽熟成:バーボン用の新樽(米国向けロットはケンタッキーストレートとして中古樽も含むが、日本向けは新樽使用のバーボンに分類)
sky.com
+3
🎯 主なラインナップ(日本流通)
イエローラベル(Yellow Label)
バニラ・キャラメル・バナナを感じるライトでバランスのとれた味わい
日本では販売終了の噂あり
ブラウンラベル(Brown Label)
イエローと専用原酒のブレンド。スモーキーでまろやかな深みあり
これも終売になっている可能性大
ホワイトラベル(White Label)
日本で先行発売。ハチミツ・レモンピールの香り、すっきりした甘さと優しい口当たり
ゴールドラベル(Gold Label)
輸入販売元サイトに掲載あり。バーボンウイスキーとして扱われている
354(Early Times 354)
4年熟成、華やかでフルーティー(バナナ・レモン)の甘み深いタイプ
Bottled in Bond
柑橘とシナモンのスパイシーな深いコクが魅力
👅 味と香り
共通のキャラクター:トウモロコシ由来の甘さ(バニラ・キャラメル)、軽いスパイス感、クセのないスムースさ
イエロー/ブラウンはバーボンらしい深み、ホワイトはより“飲みやすさ”重視、354やBIBは個性強め
🍸 飲み方提案
ストレート/ロック:香り立ちと甘みをじっくり楽しむならおすすめ
ハイボール:軽快でスッキリ、特にホワイトラベルと相性良し
カクテルベース:バーボンバック(ジンジャーエール割り)やカウボーイなど幅広く対応
tanoshiiosake.jp
✅ 総まとめ
アーリータイムズは「開拓時代の製法」を受け継ぐ伝統派アメリカンウイスキーで、飲みやすさ重視のスタンダードモデルから、個性と熟成感のある上位モデルまでさまざま。現在は国内流通の主軸が「ホワイトラベル」として再整備され、手ごろな値段でスッキリ甘めの味わいを楽しめます。クラシックなバーボンならイエロー・ブラウン、軽やかな飲み心地ならホワイトが狙い目です。