ウイスキー:21本目
安くて美味しいと評判のティーチャーズを購入しました。
近所のスーパーで税抜878円と格安で購入することができました。
しかも、オリジナルグラス付きです。
グラスはしまうところが無いのであまり必要ないのですが、それでもウイスキーに合ったグラスは無いので、嬉しかったりもします。
宣伝されている通り、スコッチとしては非常にスモーキーな味がします。
初めに少しだけストレートで飲んだのですが、アルコール臭がそれほど強くなく、それでいてスモーキーさが非常に出ていて、感動する美味しさでした。
そうはいっても、まだウイスキーを真剣に飲みだして21本目です。
これまでも1000円前後のウイスキーばかり飲んできていますが、その中では別格のおいしさです。
スモーキーなウイスキーがこれまであまりなかったからでしょうか。
ロックでも美味しいし、ハイボールにしても美味しいです。
これは文句なしのコスパ最高ウイスキーとなるでしょう。
キーモルトを調べてみると「アードモア蒸留所」のアードモア。
こちらも今は有名なシングルモルトウイスキーとなっています。
創業者はウィリアム・ティーチャーという方で、1811年にグラスゴーの労働者の家に生まれました。
このティーチャーズハイランドクリームが誕生したのは1884年です。
ハイランドクリームとは「ハイランドの精髄」という意味が込められているらしいです。
これはモルト原酒がふんだんに使われ、全体に占めるモルトの比率は45%以上だったそうで、当時のスコッチとしては破格の比率であり、この伝統は現在も守られているそうです。
ということは、この1000円もしないティーチャーズの45%以上はモルトということになります。
一方、日本の「凛」などのウイスキーはグレーンどころかわけのわからないスピリッツを混ぜまくっています。
なんか悲しくなりますね。
ティーチャーズは「スコッチの教師」として人々から尊敬されているそうです。
ほかにもワインと同じコルク栓であったものを短いコルクの上部に木製の頭を付けたものに変更し、開け閉めが容易に行えるようにするなど画期的な改良を行ったことでも有名だそうです。
そんなティーチャーズ社は1960年にアードモア蒸留所近くのグレンドロナック蒸留所を買収しました。
1976年に長い家族経営を終え、アライドグループの一員となったが、その後アードモア、ラフロイグとともにアメリカのビーム社所有となり、2014年にビーム社がサントリーに買収されたことで、現在はサントリー所有となっています。
サントリー所有になったから味が落ちたなどと言われないように、作りはずっと昔のまま引き継いでいってもらいたいと思います。
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