アメリカのケンタッキー州で製造されるバーボン・ウイスキー。
現在の呼び名に変わったのは1999年。
以前はエンシャントエイジ蒸留所と呼ばれていました。
もともと1775年に蒸留事業を始めたことが期限とされ、アメリカ最古の蒸留所の一つとしても有名です。
正式には1811年にベンジャミン・ブラントンが興した蒸留所。
名前の由来は、近くのケンタッキー川に水牛の渡し場があり、その足跡から付けたものです。
家族経営を続けてきましたが、1992年にサゼラック社の傘下に入り、1999年に大規模な改装を行いました。
その改装を契機に蒸留所名をバッファロートレースに開放しています。
バッファロートレースは、コーン80%、ライ10%、大麦麦芽10%の比率で作られています。
熟成期間は通常のバーボンの4~6年より長い、8~12年となっているのも特徴です。
その分舌ざわりも滑らかになっており、飲みやすいバーボンと言えます。
そんなバッファロートレースですが、セブン&アイ限定として、セブンイレブンで売られていました。
お値段は375mlとハーフサイズですが、1380円と結構な値段します。
でも見た目が凄くかっこいいですね。
これは飲んでみたくなります。
アメリカで現存する最古の蒸留所。
そんなバーボンがセブン&アイ限定となってしまうとは。
と思ったのですが、のちに酒屋に行ったところ700mlのものがちゃんと売られていました。
ラベルをよくよく見ると375mlがセブン&アイ限定のようです。
非常に紛らわしい。
こういうのはやめていただきたいです。
さて、さっそく開けてみましたが、非常に滑らかな味わいです。
バーボンなのにバーボンらしきピリッとしたきつさがそれほどありません。
これはコーンが多いからでしょうか。
確か、コーンが80%を超えている場合はコーンウイスキーと呼ぶはずですが、こちらもバーボンというよりはコーンウイスキーなのかもしれません。
またはバーボンにしては長い熟成期間により、まろやかになったのかな。
ふたを開けるとコルクが付いたキャップなのもいい感じですね。
これは700mlで買ってもよかったかもと思いました。
美味しく飲めて満足です。