産地:アイルランド
蒸留所:クーリー蒸留所
創業:1757年
モルト原酒にピート香を付けているのが特徴のクーリー蒸留所産シングルモルト。
クーリー蒸溜所は、ラウスクーリー山脈のふもとに位置しています。
クーリー蒸溜所創業の狙いの1つは、かって19世紀に世界に名声をはせたアイリッシュ・ウイスキーのブランドの再興でした。
キルベガンとロックス、アイルランド中西地域の名称を付したコネマラ、デリーにあったワット蒸溜所のブランド、ティルコネルなどです。
キルベガン蒸留所の創業は1757年。
マシュー・マクマナスがプルスナ蒸留所の名で創業。
現存する最古の蒸留所と言われています。
その後ロックス蒸留所と名前を変え、1958年に一度閉鎖。1987年に現在のオーナーであるクーリー蒸留所が所有権を得て2007年にキルベガン蒸留所として再開したため最新の蒸留所でもあります。
クーリーは、キルベガンで再開した小規模の再溜以外蒸溜所は1ヶ所しか蒸溜所を持ちませんが、原料モルトのピーティングの度合い、モルトとグレーン、貯蔵年数の違いを組み合わせてシングル・モルト、シングル・グレーン、数種のプレンデッド・ウイスキーを製造しています。
ラガヴーリンとラフロイグに対抗して造られ、1996年度の国際ワイン&スピリッツ・コンペティションで金賞を受賞しています。
ただ、ピート香のフェノール値はアイラモルトより低く穏健な風味。
カネマラとはターフ炭を掘り出す地名です。
しっかりとしたケースに入っている割には安いですね。
シングルモルトで3000円を切るのはなかなか無いです。
箱にも書いていますが、ピーテッドシングルモルトということで、かなりスモーキーです。
アイリッシュウイスキーはどちらかというとまろやかなものが多いので、スモーキーなウイスキーは新鮮ですね。
アイリッシュウイスキーとか、前提知識なしで飲んだらアイラ島のウイスキーかなと思ってしまいます。
それでも、塩っ気があるわけではないので、アイラ島でもないかもしれませんね。
うーん。何とも言えない美味しさという感じではないでしょうか。
素直に美味しいです。
いいですね。
非常に気に入りました。