キーモルト:ベン・ネヴィス
ベン・ネヴィス蒸溜所は、ハイランド地方フォートウイリアム地区の最も古い公認蒸溜所の一つです。
1825年に創業され、1989年からニッカウヰスキーが所有しています。
当時バブル景気の日本企業がスコッチ工場買収することに、地元からの反感が予想されました。
しかし、実際は閉鎖している蒸留所を再稼働してくれることに喜び地元紙にも好意的に報じられ、歓迎されたといいます。
標高1,343mのベン・ネヴィスの麓、清らかな雪解け水と豊かな自然に恵まれたこの蒸溜所は、「品質本意」が信条。
伝統的製法とニッカの技術で、スコットランドの最高峰の山「ベン・ネヴィス」の名にふさわしく、香り高く、バニラのようにまろやかな味わいのスコッチウイスキーを造っています。
『ベン・ネヴィス』は、1955年にコフィースチルが導入され、グレーンとモルトを同時に生産した初の蒸溜所で、創業は1825年。
竹鶴政孝がウイスキーづくりを学んだ地としても知られる蒸溜所です。
スコッチの伝統製法で作られた原酒をニッカウヰスキーのブレンダーにより日本人の繊細な味覚にあわせ、甘くやわらかでスムースな味わいに仕上げています。
そんなキーモルトとなっているベン・ネヴィスですが、ニッカウヰスキーが所有しているなら日本で簡単に手に入るだろうと思っていたのですが、なかなか売っていません。
ほとんどブレンド用に作られているウイスキーということでしょうか。
そして、ベン・ネヴィスからブレンドされて作られているフォート ウィリアムですが、こちらもそれほどメジャーではない気がします。
たまに売っているという感じで、よく見かけるとはいい難いです。
味わいは確かにやや甘い感じです。
スモーキーな感じはないです。
確かに日本人の口に合うように作られたウイスキーなのかもしれません。
それにしても、値段が安いですね。
この値段なら大満足の味だと思います。
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