ウイスキー:4本目
ジャパニーズウイスキーで、庶民ウイスキーの代表的なものとしては角瓶でしょう。
角ハイボールもヒットし、ハイボールといえば角瓶ということも定着しています。
1923年(大正12年)に国産ウイスキー事業を開始した寿屋の創業者である鳥井信治郎が竹鶴政孝にウイスキーを作らせたのは有名ですが、当時の日本人には味が合わず、竹鶴に長男・鳥井吉太郎を教育させ、1937年発売したウイスキー。
鳥井がウイスキーとしての十分な品質を達成しながら、日本人にも受け入れやすい味とし、なおかつ収益を上げられる商品の開発したものであるが、竹鶴のころから貯蔵・蓄積した原酒をブレンドして作られたものである。
700mlが1,250円と安いです。
もっと安いジャパニーズウイスキーはありますが、とりあえず宅飲みしようとなるとなんとなく角瓶を買ってしまうイメージが出来上がっています。
本格派のモルトウイスキーではなく、日本人に合う味を作り出したサントリーのブレンドウイスキー。
当時の苦労、サントリーのこだわりを感じながら飲むと値段以上のおいしさがありますね。