「ジャパニーズウイスキー」の定義が出来ました!

これまで非常に質の悪いウイスキーが出回っていて、世界5大ウイスキーといっている中で、唯一ちゃんとした定義が無かったジャパニーズウイスキー。

スコッチの原酒を輸入して瓶詰しているだけだったり、モルト・グレーン以外にスピリッツを入れていたり、特に1000円前後のウイスキーはスコッチと比べると非常にひどい出来のものが多かったです。

http://www.yoshu.or.jp/index.html

定義は日本洋酒酒造組合という民間のものであり、ほかの国が法律で決まっているのに対して弱い印象ですが、それでもこの組合に加入しているのは日本のほぼすべてのウイスキー販売社であることから、かなり守られることが期待できます。

定義はスコッチを参考にしたものらしく、かなり良い出来といえそうです。

まだネットに明確な規定が見られないのですが、おおむね以下のような内容です。

1.水は日本国内で採取したものに限る。

2.蒸留など一連の作業工程を国内で行うこと

3.700リットル以下の木製樽(たる)に詰めること

4.詰めた日の翌日から3年以上、国内で貯蔵すること

今までなかった「ジャパニーズウイスキー」の定義、業界団体が初めて作成
【読売新聞】 日本洋酒酒造組合は、「ジャパニーズウイスキー」と表示できる国産ウイスキーの基準を初めて作成した。水は日本国内で採取したものに限り、蒸留など一連の作業工程を国内で行うことを求めた。国産ウイスキーは海外で人気が高まっており

「ジャパニーズウイスキー」に基準、輸入原酒の使用ダメ:朝日新聞デジタル
 海外で人気が高まっている日本のウイスキーについて、日本洋酒酒造組合は16日、「ジャパニーズウイスキー」と表示できる商品の自主基準を定め、公表した。原料に輸入麦芽は使えるが、蒸留などの製造過程は全て国…

ほかにも着色のためのカラメルは認めるというものもあります。

これでスピリッツが混ざったものをジャパニーズウイスキーということは無くなるでしょう。

施行は2021年4月からともう2か月を切っています。

これでウイスキーの銘柄も変わりそうですね。

それにしても、この定義でジャパニーズウイスキーとちゃんと呼べるウイスキーの銘柄の少なさが露呈しました。

富士山麓とか違うんかい!と・・・。

ある意味逆のプレミア感が出るかもしれませんね。

まぁ結局、AOやイチローズモルトもそうですが、ワールドブレンデッドウイスキーとして売られているわけで、美味しければいいことには変わりはないということですね。

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