2020年7月18日
ウイスキー:24本目
「2020年7月の厳選ウイスキー」
ニッカウヰスキー(アサヒビール)
ブレンドウイスキー
竹鶴政孝氏が創業したニッカウヰスキー。
本物にこだわった仕事には昨今のサラリーマン生活で忖度ばかりの仕事が情けなくなる気持ちです。
でも、本当は本物にこだわった、信念を貫いた仕事がしたいんです。
それが実現できたこだわりのニッカには尊敬があります。
最近のウイスキーブームのため、そんな竹鶴氏のこだわったニッカウヰスキーの代表である「余市」や「宮城峡」はとんでもない高値になってしまいました。
AGEウイスキーはもはや手は出ず、ノンAGEウイスキーでもかなり厳しいです。
それでもニッカの美味しいウイスキーを飲んでみたいと探してみたらありました。
しかも近所のスーパーであるサミットに2,359円という定価で売っていました。
この「フロム・ザ・バレル」。
1985年に発売された「樽出し」にこだわったウイスキーです。
余市のモルトと宮城峡のグレーンをブレンドし、さらにもう一度樽詰めして数か月熟成を行うことで、原酒同士がしっかりと混ざり合います。
これを「マリッジ」つまり結婚というらしいです。
スコッチから始まったブレンドウイスキーですが、ブレンドにはブレンドの良さがあります。
それを楽しめる「フロム・ザ・バレル」最高です。
「フロム・ザ・バレル」は1985年に発売したこともあり、竹鶴政孝氏の時代ではありません。
その息子。正確には養子であったそうですが、竹鶴政孝氏の意思をしっかり受け継いだ息子が作った作品です。
その辺はニッカのホームページにある「ニッカウヰスキーと私」という竹鶴威の回顧録に記載されていました。
この「フロム・ザ・バレル」がいかにこだわっていたかがよくわかります。
樽出しであるためアルコール度数が51%とかなり高いです。
正確には51%に合わせるためマリッジ前にアルコール度数をそろえますが、それでもぴったり51%にならないため、若干加水等の調整は行っているそうです。
それは仕方がないことですね。
500mlと量は少なめ。
さらにこの四角形の瓶と注ぎ口の小ささ。
まぁ注ぎにくいです。
少しこぼしますよ。
でもおしゃれですね。
ブレンダーなどが混ぜ合わせるときはこのような容器でやっているのではないでしょうか。
ストレートでちびちび飲んでみて、おいしいです。
ロックで飲むと飲みやすくなります。
そして、炭酸で割ったらさらに飲みやすくなります。
変なアルコールのツンとした感じはありません。
匂いは甘い感じがします。
良いことがあったときに飲みたいウイスキーです。
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